巨人・高橋由伸監督の現役時代のバッティングは「天才」といわれるほど優れていました。
そのバッティングを作ったのは少年時代のある練習が関係しているといわれています。
高橋由伸が取り組んだ練習「竹竿で素振り」
高橋由伸監督が少年時代に「長さ2〜3メートルの竹をバットの代わりに素振りをしていた」というのは有名な話です。この練習には2つのメリットがあります。
竹竿を振るメリットとは?
・下半身主導のスイングが身に付く
・頭が前に突っ込まなくなる
長い竹竿は、上半身だけの力では振れないので、自然と下半身を使うようになります。素振りを繰り返すことで、その下半身主導のスイングを体に染み込ませることができます。
また普通のバットよりも、振ったときの遠心力が大きいので体がバランスを保つために、自然と頭が後ろに残ります。頭が前に突っ込むクセの矯正にもなります。
下半身から上体、腕と連動して軸がぶれない高橋由伸のバッティングは、竹の素振りによって作られたのではないでしょうか。
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