速い球を投げられる投手は地肩の強さや腕のしなりの良さなど生まれ持った才能もありますが、共通する体の使い方もあります。
それは、投げるときに勢いよく前足に体重を乗せていることです。
後ろ足に体重が残ったまま、前足に体重が乗らないとボールに力が伝わず、球を速くするには前足にしっかり体重を乗せなくてはなりません。
ステップ幅が広いと球が速くなりづらい
投手は踏み出す足のステップ幅が広すぎるのは良くありません。
ステップ幅が広いと体重が前に乗ってこないので軸足に乗せた力が前足に伝わずボールに勢いが生まれないからです。
本来、軸足に乗せた体重を腰の開きを抑えながら移動させ、勢いよく前足に乗せてボールをリリースします。
ステップ幅が広すぎると前足に体重が乗り切らないままボールをリリースすることになるのです。
球が速い投手ほど勢いよく前足に体重を乗せる
松坂大輔選手の全盛期の投球モーションをイメージしてください。
投げ終わった後に蹴り上げた右足が勢い余って一塁方向に踏み出していました。
軸足に乗せた体重を勢いよく前足に移動させると勢い余って収まらなくなるのです。
速い球を投げる投手ほど勢いよく前足に体重を乗せています。
球を速くするには前足にしっかり体重を乗せる
前足に体重が乗り切らずにリリースするとボールに勢いが生まれません。
球を速くするには軸足に乗せた体重を開きを抑えながら移動させて、一気に前足に乗せることです。
地肩の強さや腕のしなりの良さなど生まれ持った才能がなくても、体の使い方をマスターすれば自分も持っている力を最大限に引き出して、球を速くすることができます。
先発の #菅野智之 投手は5イニングを投げて、被安打3、無四球、無失点の好投!
巨人2-0ヤクルト #ジャイアンツ #巨人 #東京ヤクルトスワローズ #プロ野球 #東京ドーム pic.twitter.com/bp8UgpUum0— 読売ジャイアンツ(Giants) (@TokyoGiants) 2017年5月16日
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