新品の野球グローブは皮のいい香りがしますが、汗や雨をたくさん吸収してケアを怠っているとグローブが「カビ臭い」「酸っぱい」嫌な臭いになってしまいます。
特にグローブの手を入れるところは臭くなりやすく、一度臭くなると元に戻すのは大変です。今回はグローブの臭いを取る3つの方法を紹介します。
「グローブの臭いを何とかしたい」という方はぜひ参考にしてみてください。
グローブの臭いを取る方法
それでは早速グローブの嫌な臭いを取る方法を3つ解説していきます。
①固形石鹸を使う
②守備用手袋を使う
③グローブ用の消臭剤を使う
それぞれ詳しく解説していきます。
①固形石鹸を使う
まず始めに紹介するのは市販の固形石鹸を使う方法です。
固形石鹸を「薄い布」または「テーピング」で巻いて手をはめる部分に入れて置いておく方法になります。
石鹸を置いておくだけで自然と嫌な臭いがとれて石鹸の香りがグローブに染み付いていきます。石鹸に巻く布やテーピングが厚すぎると効果が薄くなるのでできる限り薄い布を使用して、テーピングであれば1周巻く程度で充分です。
ただ臭いが強すぎる場合に改善しないことがあります。使い込んでいるグローブで少し臭いが気になり始めた段階で早めに対処しましょう。
②守備用手袋を使う
「守手」といわれる守備のときにつける守備用手袋がありますが、守備用手袋をはめてグローブを使うことで布が嫌な臭いを吸収してくれます。即効性はありませんが、守備用手袋をはめてグローブを使い続けているといつの間にか臭いが気にならなくなっていたということがあります。
また、守備用手袋は直接グローブと手が触れず、汗を吸収してくれるのでグローブの臭い防止にもなります。
守備用手袋のおすすめ商品は以下の記事で詳しく紹介していますので、気になる方はチェックしてみてください。
守備手袋のおすすめは?「薄め・痛くない」など!素手感覚が人気?
③グローブ用の消臭剤を使う
野球メーカーが販売しているグローブの臭い専用の消臭剤があります。
例えばミズノから販売されている「爽香守」は、においを分解するミストタイプの消臭抗菌デオドラントです。使い方は手を入れる部分など嫌な臭いが気になる場所に直接スプレーするだけです。
爽香守の成分:エタノール、植物抽出物、界面活性剤、精製水、香料
固形石鹸や守備手袋を使う方法で効果を期待できない場合や、すぐに臭いを解消したい場合にはグローブの専用の消臭剤を使うのがおすすめになります。
グローブは臭くなる前の予防が大事
一度臭くなってしまったグローブの臭いを取るのは簡単なことではありません。そのためグローブが臭くなってから対処するのではなく、臭くなる前に予防するのが大切になります。
グローブが臭くならないようにするための予防法を解説します。
・日陰の風通しがいい場所で保管する
・雨で濡れたらすぐに乾かす
・普段から守備用手袋を使用する
練習や試合で使用したグローブをバッグや袋に入れたままにしておくと臭くなりやすいです。使用後は必ず日陰で風通しが良い場所で保管することが大切です。
またグローブが雨で濡れたときには水気を取って扇風機などですぐに乾かすことも臭いを防止することにつながります。
そして先ほども少し解説しましたが普段から守備用手袋をつけてグローブを使用すると手袋が汗を吸収してくれるため、グローブに付く汗の量が減り予防になります。
臭くなりやすいグローブとは?
臭くなりやすいグローブの種類があります。「ファーストバック」「ライナーバッグ」と言われている手首の甲が全て覆われているグローブは通気性が悪いため臭くなりやすい傾向にあります。
キャッチャーはファーストバック形状のことが多いため、一般的なグローブ(ナチュラルバック)よりもは臭くなりやすいです。
最近ではナチュラルバックのキャッチャーも一般的になっていますので、そうしたグローブ(ミット)を選ぶのも臭いの予防につながります。
ライナーバッグのグローブに関しては以下の記事で詳しく解説していますので、気になる方はチェックしてみてください。
グローブの臭いを取る方法をチェック
ここまで「グローブの嫌な臭いを取る方法」をテーマに「カビ臭い」「酸っぱい」臭いを取る方法を解説しました。
またあわせて臭くならないようにするための予防法も紹介しています。
グローブが臭くなるのはそれだけ多く練習しているということですが、できれば臭くなるのは避けたいですよね。
今回紹介したことをぜひ試してみてください。
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