野球での正しい水分補給!タイミング・量・飲み物を紹介!プレーにも影響ある?

野球に限らずスポーツにおいて、水分補給は大切なことです。ポイントになるのは【タイミング・量・飲み物】で脱水症状・熱中症の予防だけでなく、パフォーマンスへの影響もあります。特に夏場は汗をかく量が多く、体に水分が足りない状態になりやすいので注意が必要です。今回は野球での水分補給のタイミング・飲む量・おすすめ飲み物といった情報をお届けします。

 

野球に限らず水分補給は重要!

冒頭でもお話しましたが野球に限らずスポーツ選手は、脱水症状・熱中症の予防とパフォーマンス維持のために水分補給が大切になります。ではなぜ、水分補給が大切になるのかというと、「汗で体の水分・塩分が失われる」「水分不足により運動能力が低下する」「熱中症・脱水症になる」といった理由からです

 

野球での水分補給のタイミング

一般的には「喉が渇いたら水分補給」と思われがちですが、それは正解ではありません。ではどのタイミングでの水分補給が理想かというと正解は「喉が乾く前」です「喉が渇いた」状態は脱水症状の始まりですので乾く前に水分をとる必要があります。

まず野球の練習開始や試合の30分〜1時間前に多めに水分を補給します。それから喉が渇いたと感じる前に、こまめに少しずつ水分補給をします。全体練習中だと中々水分補給ができないこともありますが、喉が渇いていなくても飲めるタイミングがあれば水分補給をしましょう。

試合中であれば守備が終わってベンチに戻ってきた時に喉が渇いていなくても水分補給をします。大切なのは極力「喉がカラカラ」という状態にしないことです。また夏場は気温が高いので無意識に水分補給に頭がいきますが、気温がそれほど高くないとどうしても意識が薄くなります。体を動かしている以上、体から水分が出ているので季節に関係なく小まめな水分補給は大切になります。

 

野球での水分補給の量

次に水分補給で大切なポイントの2つ目「飲む量」についてですが、練習前に250~500ml練習中は200ml程度が理想です。ただこれを一気に飲み干すのではなく、時間があれば何回かに分けて飲みます。もちろん気温や体の大きさ、汗のかきやすさなどによって、適切な量は変わりますのであくまで目安として考えてください。

また練習中だけではなく、練習後・試合後の水分補給も怠らないように注意が必要で、飲む量としては練習前と同じで、飲み方も何回かに分けて飲むようにしましょう。

さらに汗をかいているからといって、ジュース・スポーツドリンクなどで塩分・糖分が多く含まれている飲み物を飲み過ぎるのは体に良くありません。塩分・糖分過多そのようなにならないためにもスポーツドリンクを水で薄めて飲むなどの工夫も大切になります。

 

野球での水分補給におすすめの飲み物

最後のポイント、野球の水分補給におすすめの飲み物としてはやはりスポーツドリンクです。スポーツドリンクにはハイポトニック飲料・アイソトニック飲料・スポーツ麦茶などがあります。

ハイポトニック飲料は、からだに浸透しやすいように塩分と糖分の濃度が低く設定された飲料のことです。ハイポトニック飲料のメリットとしては、飲んだ際のからだへの吸収が早い・効率的に体内に水分を補給することができる糖分が少なく設定されているのでカロリーを気にすることなく飲める飲み物です。

アイソトニック飲料は、塩分と糖分の濃度を体の中を流れる液体と同じ成分設定された飲料のことです。アイソトニック飲料のメリットとしては、水分・糖分・塩分がバランスよく摂取できること・糖分を多く含んでいるので、エネルギー補給のためならこのアイソトニック飲料がおすすめになります。ただ飲み過ぎると糖分を摂りすぎてしまうので、水分補給として飲む場合は薄めるなどするのがいいでしょう。

野球やスポーツで水分補給は重要!

野球やスポーツには欠かせない水分補給について解説してきました。水分補給において大切なことは【タイミング・量・飲み物】です。熱中症対策だけでなく野球のパフォーマンスへの影響もあるのでぜひ意識してみてください。

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