川上哲治が「打撃の神様」と称された所以は?成績や偉大さに迫る!

野球

「V9時代」といえば王貞治・長嶋茂雄などのスター選手が誕生し、9年連続でプロ野球を制した巨人の黄金時代で、当時の監督は川上哲治氏です。川上哲治氏は監督として優勝11回・Aクラス13回、Bクラス1回といった素晴らしい成績を残しています。

監督としての成績もさることながら現役時代には「打撃の神様」と称されたほどの天才打者です。今回は、そんな川上哲治氏が「打撃の神様」と称された所以や、出身・生い立ち・打撃成績などを紹介したいと思います。

「川上哲治」が打撃の神様と言われる所以は?

「川上哲治」さんが打撃の神様と言われる所以は

日本プロ野球史上初の2000本安打達成

高打率を何度も出している

にあります。日本プロ野球史上初の2000本安打達成に関しては、1646試合という驚異的ペースで達成しています。また、プロ野球では打率3割が一流選手の基準と言われていますが、高打率(.377)・(.347)・(.338)などを何度もマークしています。

さらに、川上哲治氏はあるインタービューで「ボールが止まって見えた」といった名言を残しています。この普通の感覚を逸していることなども含めて打撃の神の領域に達したのでは?といった意味合いもあるのでしょう。

打撃の神様「川上哲治」の出身・生い立ち

そんな打撃の神様川上哲治氏の出身・生い立ちは、熊本県球磨郡大村(現在の人吉市)。熊本工業学校で、投手として夏の甲子園に2回出場。その後投手として巨人に入団。背番号16を付けて投手として18試合に登板し、6勝4敗、防御率2.36の記録を残しました。しかしある時、一塁手の怪我により、一塁手として起用されたことがあり、それから投手と一塁手の二刀流となります。その後、打撃成績が良いことから、投手よりも一塁手として試合に出場することが多くなります。

打撃の神様「川上哲治」の打撃成績

打撃の神様と称された川上哲治氏の現役時代の打撃成績は、首位打者5回・本塁打王2回・最高殊勲選手3回。通算打率.313・安打数2351。放物線を描くようなホームランバッターというよりはライナー性の打球を量産する打者でした。

打撃の神様「川上哲治」の背番号16は巨人の永久欠番

川上哲治氏が付けていた背番号16は巨人の永久欠番です。参考まで巨人の背番号で永久欠番になってのは、世界のホームラン王の王貞治氏の1番、ミスタープロ野球で国民的スターの長嶋茂雄氏の3番、伝説の投手・沢村栄治の14番、400勝投手・金田正一の34番です。

まとめ

川上哲治氏が「打撃の神様」と言われる所以や、出身・生い立ち、打撃成績について解説しました。プロ野球史上初の2000本安打達成や、信じられない名言など記録・記憶ともに残る偉大なプロ野球選手です。