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チェンジアップは有効な変化球
プロ野球でチェンジアップを武器にしている投手といえばジャイアンツ杉内選手、オリックス金子選手、ヤクルト館山選手です。
ストレートと同じ腕の振りで球速が遅く沈んでいくチェンジアップは空振りや内野ゴロをとれる有効な変化球です。
チェンジアップはカーブのように手首や肘をひねらず、フォークのように指で挟まず、肩や肘への負担が少ないと思われがちですが、決してそんなことはなく、カーブやフォークのように肩肘に負担がかかります。
チェンジアップが肩肘に負担がかかる理由
通常のストレートは、腕を速く振り、そこで生まれた力を指先に伝えてボールをスピンさせます。
しかし、チェンジアップはボールをわしづかみして指先を使えなくして、腕を振った時に生まれる力にブレーキをかけて球を遅くしています。
ブレーキをかけるということは肩や肘に余計な力が入り、その分の負担がかかります。
チェンジアップを武器にしている杉内、金子、館山投手がプロ入り後に肩や肘を故障していますが、決してチェンジアップが無関係ではないでしょう。
手首や肘をひねらないチェンジアップは肩や肘への負担が少ないように思われがちですが、決してそのようなことはなく、投げすぎは肩や肘の故障につながります。
もちろん有効な変化球ですし怪我を恐れては一流投手になれませんが、投げるリスクは知っておくべきでしょう。
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