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曲がりの早い変化球はいくら変化が大きくても打者からすると見極めがしやすく、変化は小さくても手元で曲がる変化球のほうが見極めが難しくなります。
そのため、変化球は変化の大きさよりも打者の手元で変化させるほうが重要になります。
手元で曲がる変化球を投げる方法
リリース(ボールを離す位置)を前にすると変化球は打者の手元で曲がります!
変化球が曲がるのはマグナス力と重力が関係します。
関連記事:変化球が曲がる仕組みを理解する
リリースが早いと余計な空気抵抗を受けてしまうのでボールの曲がり始めが早くなりますが、リリースを遅らせることで空気抵抗を少なくしボールの曲がり始めを遅らせることができます。
もちろんこれは理論上の話で、言葉でいうのは簡単ですが実際に投げるのは簡単なことではありません。リリースを前にしすぎるとホームベースの手前でボールがワンバウンドしたり曲がりが悪くなることもあるでしょう。ただ意識を少し変えただけで変化球の曲がりが変わることはあります。
手元で曲がる変化球を投げるコツ
「高めをめがけてリリースを前にする」
あくまでも意識の問題ですが、高めをめがけてリリースをできるだけ前にするイメージを持つと、打者の手元で曲がる変化球になりやすくなります。
メジャーの投手でカーブの名手アダム・ウェインライトもリリースを前にする大切さを言っています。
カーブの名手として知られ、3度のオールスター出場を誇るアダム・ウェインライトが、いかにしてその投球を進化させてきたのかを見せてくれます。 Part-2#字幕付き動画 pic.twitter.com/rvVq2fks5y
— MLB Japan (@MLBJapan) 2018年4月17日
ただ何度もいいますが、これはあくまでも理論上の話で言葉でいうのは簡単ですが、実際に投げるのは簡単なことではありません。ただ意識を変えただけで変化球が変わることがありますので参考にしていただけたら幸いです。
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