ピッチャーは足を高く上げると球速が上がる
ピッチャーは前足を高く上げてダイナミックに投げると球速が上がります。その理由は位置エネルギーを得られるからです。高い位置からものを落とすと重力に引っ張られて 下に落ちていきます。
高ければ高い ほど落ちるまでに加速してエネルギーが大きくなります。1メートルの高さから落ちてきた硬球と30メートルの高さから落ちてきた硬球では落ちた時の衝撃が違います。
ピッチャーも上げた足を下ろすときに重力に引っ張られるので足を高く上げれば上げるほどエネルギーが大きくなります。そのエネルギーをうまく使えば球が速くなるのです。
足を高く上げると球速は上がるけどコントロールは安定しづらい
ピッチャーは足を高く上げれば位置エネルギーを得られて球は速くなりますがコントロールは安定しづらくなります。足を高く上げると体のブレが大きくなるからです。
コントロールの良いピッチャーは体のブレが少なく頭の位置も安定しています。それが足を高く上げるとバランスを取るのが難しく、体がブレてコントロールが安定しなくなります。
ピッチャーは球速よりもコントロールが大切
ピッチャーの生命線はコントロールです。野球のレベルが上がれば上がるほど球速よりもコントロールが求められます。
足を高く上げれば球速は上がりますが、バランスを崩してコントロールが悪くなるので足を上げるのは「バランスが取りやすい高さ」までですね!
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