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投手用グローブは、相手にボールの握り変えを見せないためにウェブの隙間がなく、大きくて深いというのが一般的です。投手は野手に比べてグローブへのこだわりがないことが多いですが、投手もグローブにこだわりを持って自分のピッチングスタイルに合わせたグローブを使うべきです。
それはグローブの特徴がピッチングに影響するからです。自分に合ったグローブを使うことでピッチングが良くなることがあります。
グローブの型
まず、投手用グローブには縦型と横型があります。
関連記事:投手用グローブの縦型と横型についての解説
ボールを投げるときにグローブの手を強く握るか握らないかで縦型、横型を選びます。強く握らないのであればどちらでも構いませんが、強く握るなら横型のほうが投げるときにしっくりきます。横型グローブのほうが握りやすい構造になっているからです。
グローブの重さ
基本的に投手用グローブは大きめなので重さのあるグローブが多いのですが、最近は皮を薄くした軽量の投手用グローブもあります。重いグローブを使うとピッチングのときに重さを利用できて球が速くなることがあります。
しかし、重さで体のバランスが崩れてコントロールの乱れに繋がることもあります。そのため球の速さと荒れ球が持ち味の投手は重いグローブが向いています。
軽いグローブは重さは利用できませんが、体のバランスを崩しにくくコントロールが安定するのとフィールディングにも対応しやすくなります。球速よりもコントロールが持ち味の投手は軽いグローブのほうが向いています。
自分のスタイルに合わせたグローブを使う!
投げるときにグローブを強く握るか握らないかでグローブの縦型か横型を選び、球速重視なのかコントロール重視なのかで重さを選ぶのがいいでしょう。
投手はグローブを変えることで少し球が速くなったりコントロールが安定したりすることがあるので、自分のグローブにこだわりを持って考えることが大切です。
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