「足裏を捕手に向ける」←これやるプロの投手が多い!理由は?

前足を着地させる前に、スパイクの裏を捕手に向ける動きをするプロの投手がいます。

例えば、巨人・田口投手、ドジャース・前田健太投手。

巨人・野上投手も!

 

この時点でスパイクの裏は地面に向くのが普通ですが、二人の写真を見ると捕手の方へ向いています。これはおそらく「タメ」を作るためです。

ピッチングの「タメ」とは開きをギリギリまで我慢することです。ギリギリまで我慢して一気に解放することで「キレ」が生まれます。解放するタイミングは前足の着地のときです。足の着地直前まで体の開きを我慢して、着地とともに解放することで大きな力をボールに伝えることができます。

前足が着地する前にスパイクの裏を捕手の方へ向けることで、着地がワンテンポ遅れます。遅れることでタメが生まれるのです。

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