前足を着地させる前に、スパイクの裏を捕手に向ける動きをするプロの投手がいます。
例えば、巨人・田口投手、ドジャース・前田健太投手。
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8回、先発の #田口麗斗 投手は、この回を無失点に抑える力投!
8回表終わって、巨人 3-2 ヤクルト #ジャイアンツ #巨人 #プロ野球 #今こそ一丸 pic.twitter.com/BUBTtJAIvE— 読売ジャイアンツ(Giants) (@TokyoGiants) 2017年7月10日
前田健太「壮大な実験」で初セーブ 名投手も絶賛「我々が愛したマエダ」 | Full-count https://t.co/thLJYABTij
— ケーツー@野球ブロガー (@baseballnewskk) 2017年12月22日
巨人・野上投手も!
【 #巨人 】サンデー野上!直球にこだわり6回2失点「まずまず」 https://t.co/XWs2SiNqCm #giants #ジャイアンツ pic.twitter.com/ReHxIUQOnQ
— スポーツ報知・巨人取材班 (@hochi_giants) 2018年3月18日
この時点でスパイクの裏は地面に向くのが普通ですが、二人の写真を見ると捕手の方へ向いています。これはおそらく「タメ」を作るためです。
ピッチングの「タメ」とは開きをギリギリまで我慢することです。ギリギリまで我慢して一気に解放することで「キレ」が生まれます。解放するタイミングは前足の着地のときです。前足の着地直前まで体の開きを我慢して、着地とともに解放することで大きな力をボールに伝えることができます。
前足が着地する前にスパイクの裏を捕手の方へ向けることで、着地がワンテンポ遅れます。遅れることでタメが生まれるのです。
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