ヘッドがくり抜いてあるバット
木製バットで先端がくり抜いてあるバットがあります。
どうでもいいけど
バットのヘッドのくり抜き好き pic.twitter.com/6kle93b4ut— ウエポンズ (@HT_umeno44) 2015年7月30日
ミズノではダイナ加工といって、バットをオーダーするときはダイナ加工の有無を選ぶことができます。
バットのヘッドをくり抜く理由
長さと重さが同じバットでもヘッドがくり抜いてあると先端が軽くなります。バットの重心が下がり、振るときに軽く感じるので、ヘッドをくり抜いたほうが振りやすいという選手がいます。
ヘッドをくり抜いたバットを使う 阪神・原口
ボールが当たったあとのバットの抜けというか、振り抜きの走りがよくなり、打球の質がかわりました。
引用:週刊ベースボール
阪神・原口選手は重さと長さが同じバットでもヘッドがくり抜いてあるだけで全く違うといいます。
バットのヘッドをくり抜くかは好み
バッティングで大切なのはヘッドをいかに速く走らせるかです。バットの重心が先端にあったほうが遠心力が最大限に使えてヘッドは走りやすくなります。
関連記事:ミドルバランスよりトップバランスのバットのほうが飛距離がでる理由は?
ヘッドをくり抜いて重心を下げるとヘッドの走りが悪くなることもあります。ただし、バットをくり抜いて振り抜きのが良くなった原口選手のような選手もいるので一概にどちらがいいとはいえません。
感覚的にバットが振り抜きやすい方を使うのがいいでしょう。ちなみに、バットのくり抜きにも規定があります。
深さ2,5センチ以内、直径5,1センチ以内でくぼみの断面は椀状にカーブしていなければならず、異物を付着してカーブにしてはいけません。