野球に欠かせない道具の一つグローブ、野球グローブの種類は硬式用・軟式用で分けられていて、尚且つピッチャー用・キャッチャー用・ファースト用とセカンド・サード・ショートの内野手用、ライト・センター・レフトの外野手用のグローブに分かれ、それらのグローブを提供しているメーカーは多数あります。
いざ、野球用のグローブを購入しようとした時に多くのメーカーがあって、どのメーカーのどんなグローブを選べばよいのか迷ってしまう人も多いと思います。そこで、今回はおすすめの野球グローブメーカーを【人気】【マイナー】別に7選紹介します。各メーカーのグローブの特徴や価格の比較も。
野球のグローブはメーカーによって異なる
野球のグローブは網(ウェブ)・ハミダシ・指カバー・ヘリ革・親指かけ・ベルト・平裏・小指かけ・親指芯止め・スポット・芯とじ・あご・土手・小指芯止め・ヒンジ・指レース・折り返しハートといったパーツで作られていて、そのパーツにメーカーのロゴなどが刺繍、刻印されているラベルが付いています。
それらのパーツの材料や作り方はメーカーごとに違いがあります。特に大きな違いは「ラベル」「デザイン」でグローブを選ぶときにポイントとなるところです。
次項から定番で人気のある野球グローブメーカー「ミズノ」「ゼット」「SSK」「ローリングス」「アンダーアーマー」と一般的にはマイナーでも質のいいグローブメーカー「ハタケヤマ」と「ドナイヤ」の野球グローブの特徴や価格について解説します。
野球グローブのおすすめメーカー【人気】5選
ではここからおすすめの野球グローブメーカーを紹介していきますが、まずは人気定番のメーカーを5つです。
ミズノ
野球グローブで最もメジャーで人気があると言ってもいいミズノは、イチロー選手・ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手、ロサンゼルス・ドジャースの前田健太投手、読売ジャイアンツの坂本勇人内野手、阪神タイガースの大山悠輔内野手、東北楽天ゴールデンイーグルスの松井裕樹投手、横浜DeNAベイスターズの宮崎敏郎内野手、東京ヤクルトスワローズの石川雅規などメジャーリーグで活躍する選手から日本のプロ野球を代表する選手まで数多く使用している人気のメーカーです。
そんな人気のあるミズノのグローブは、前田健太モデル・松井裕樹モデル・石川雅規モデル・坂本勇人モデル・宮崎敏郎モデルなどといったプロ野球選手のグローブのデザインに合わせたモデルから、メーカーが独自に製造したモデルまであります。どのメーカーにも共通することですが、グローブのモデルにはランク(階級)があり価格が変わってきます。
現在のミズノグローブの階級のトップ3は【1位ミズノプロ】【2位グローバルエリート】【3位リフリー】でプロ野球選手や社会人野球などの選手は最高級のミズノプロを使うのが一般的です。上から2番目のグローバルエリートはミズノプロに比べて値段が下がるため、学生野球で広く使われています。草野球の場合は、3位以下の廉価モデルを使うケースが多いです。
ミズノのグローブのランクの4位以下はこちらの記事で紹介しています↓
2018最新*ミズノのグローブのランク(階級)をランキング形式で紹介!全19種類!
ゼット
ミズノのグローブと同じように野球のグローブで人気のあるメーカーがゼット(ZEET)。ゼットのグローブも阪神タイガースの藤浪晋太郎投手、能見篤史投手、埼玉西武ライオンズ森友友哉捕手、源田壮亮内野手、福岡ソフトバンクホークスの今宮健太内野手などプロ野球の一流の選手が愛用しています。
ゼットのグローブの階級で最高峰は「プロステイタス」次が「ネオステイタス」です。価格もプロステイタスが最も高く階級が下がると値段も下がります。プロ野球選手や社会人野球では「プロステイタス」が基本ですが、学生野球や草野球などでは「ネオステイタス」が人気です。
SSK
SSKの野球グローブは、阪神タイガース梅野隆太郎捕手、埼玉西武ライオンズの中村剛也内野手、秋山翔吾外野手、横浜DeNAベイスターズの京山将弥投手、東京ヤクルトスワローズの川端慎吾内野手、中日ドラゴンズの平田良介外野手、大島洋平外野手、オリックスバファローズの西勇輝投手などのプロ野球選手が愛用していて、ミズノやゼットに負けない知名度があります。
SSKのグローブの階級は最高峰が「プロエッジ」で次が「プロブレイン」です。価格はランクによっても変わりますがミズノ・ゼットと同じような価格帯です。
ローリングス
ローリングスのグローブは、横浜DeNAベイスターズの倉本寿彦内野手、石川雄洋内野手、日本ハムファイターズの清宮幸太郎外野手、横尾俊健内野手、中日ドラゴンズの又吉克樹投手などのプロ野球選手が愛用しています。
ローリングスはアメリカのメーカーでメジャーリーグでは定番ですが、日本ではミズノ・ゼット・SSKと比べるとやや人気が劣ります。ローリングスのグローブはレトロ感があって渋いのが特徴です。もちろん流行りの色やデザインのグローブもありますが、ローリングのグローブが好きな選手はその渋さが気に入っていることが多いです。ミズノ・ゼット・SSKと比較すると同じくらいの価格帯です。
アンダーアーマー
ミズノ・ゼット・SSK・ローリングの老舗メーカーに比べてグローブの歴史は浅いアンダーアーマーですが、人気が高まっているメーカーです。日本ハムファイターズの立田将大投手、埼玉西武ライオンズの十亀剣投手、オリックスバファローズの金子千尋投手、福岡ソフトバンクホークスの松田宣広内野手、柳田悠岐外野手、横浜DeNAベイスターズの山崎康康晃投手などのプロ野球選手が愛用しています。
他のメーカーのグローブと比較して値段がやや高めですが、見た目・質の高さは抜群で最も勢いのあるメーカーと言えるでしょう。
野球グローブのおすすめメーカー【マイナー】2選
ここからは野球界では知名度があっても一般的には少しマイナーな野球グローブメーカーを2つ紹介します。
ハタケヤマ
野球をそこそこやっている人であれば知っていても、知名度としては低いハタケヤマ、ハタケヤマのグローブは、東京ヤクルトスワローズの坂口智隆内野手、福岡ソフトバンクホークスの甲斐拓也捕手、中日ドラゴンズの大野将大捕手、松井雅人捕手、読売ジャイアンツの陽岱鋼外野手などのプロ野球選手が使用しています。
ハタケヤマのグローブの特徴は、革の質です。グローブの表革に使用している一般的メーカーが使うステア皮と比較すると柔らかくてきめが細かいカウハイド皮を使っています。ハタケヤマといえばキャッチャーミットが人気です。価格は他のメーカーに比べてやや高めですが質の良さに定評があります。特にキャッチャーにおすすめのメーカーです。
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ドナイヤ
ハタケヤマよりもさらにマイナーな野球グローブメーカーのドナイヤ、ドナイヤのグローブは、東京ヤクルトスワローズの山田哲人内野手、バレンティン外野手、比屋根渉外野手、日本ハムファイターズの近藤健介内野手などのプロ野球選手が愛用しています。
ドナイヤのグローブの特徴は、肉厚で屈強な北米産のステアを使って作っていることです。また、ウェブと本体が結合する部分にも皮を使用してるなど、グローブ質にこだわって作られています。大量生産していないため価格が高めで購入場所も限られています。
ドナイヤのグローブの詳しい解説はこちら↓
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野球グローブのメーカーを選ぶときの参考に!
野球グローブメーカーで人気の「ミズノ」「ゼット」「SSK」「ローリングス」「アンダーアーマー」と、ややマイナーでも質のいい「ハタケヤマ」と「ドナイヤ」を紹介しました。今回説明した内容や紹介した情報を野球グローブのメーカー選びで参考にしてみてください。
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