野球の守備練習で使う「板グローブ」をご存知ですか?トレーニンググローブの一種でプロ野球選手も練習で使用しています。
本日も早出特守やっております。板グローブ pic.twitter.com/tBuM9EmusN
— 東京ヤクルトスワローズ公式 (@swallowspr) 2018年2月22日
板グローブでの守備練習はどのような効果を期待できるのでしょうか?板グローブで練習する効果やプロ野球選手の練習方法、おすすめ板グローブなどを紹介します。
板グローブに興味のある人は参考にしてみてください。
板グローブとは?
ではまずは「そもそも板グローブとは何か?」を解説していきます。名前からもわかるように木の板のようなグローブです。
一般的なトレーニンググローブは普通のグローブよりもサイズを小さくしているだけですが、板グローブは普通のグローブとは形が異なりポケットがほとんどありません。
その木の板のような形状のグローブは内野のゴロ捕球練習用に作られています。では板グローブでゴロ捕球の練習をするとどのような効果を得られるのでしょうか。
板グローブの効果は?
・グローブの正しい使い方が身に付く
・捕球から送球までが早くなる
板グローブを使った守備練習で得られる主な効果としては以上の2つがあげられます。
まずグローブの正しい使い方が身に付くとは、内野手がゴロ捕球する際、グローブは寝かせずに立てるのが基本ですが、板グローブを使うと自然とグローブを立てるクセがつきます。
普通のグローブだと多少グローブを寝かせていても捕球できてしまいますが、板グローブでは寝かせるとボールを弾いてしまいます。そのため、板グローブで練習するとグローブを立てる意識付けができるのです。
また捕球から送球までが早くなるといった効果も期待できます。
板グローブはポケットがほとんどないので当て捕りになります。間一髪のプレーのときはポケットでしっかり捕球するよりグローブに当てるだけのほうが送球までが早くなります。板グローブでの練習で当て捕りの技術が向上します。
当て捕りに関しては以下の記事で詳しく解説していますので気になる方はチェックしてみてください。
関連記事:守備は当て捕りかポケットでしっかり捕るのはどっちがいい?
プロ野球選手の板グローブを使った練習
板グローブはプロ野球選手も練習で取り入れています。ここでプロ野球選手の板グローブを使った練習を紹介します。
板グローブでノックを受けるのが一般的な練習方法ですが、手で転がしたボールを捕球するのも練習になります。
【一軍】#山本泰寛 選手の守備練習!#井端弘和 コーチの指導にも熱が入ります!#巨人 #ジャイアンツ #今こそ一丸 #ジャイアンツ球場 pic.twitter.com/CCsSBO72N4
— 読売ジャイアンツ(Giants) (@TokyoGiants) 2017年6月21日
関連記事:プロ野球ではこんな守備練習をしている!練習動画あり!
板グローブの値段やおすすめは?
最後に板グローブの価格やおすすめ商品を紹介していきますので、板グローブを購入するか検討している方は参考にしてみてください。
板グローブはさまざまなメーカーが出していて値段も異なります。値段の違いはブランド力や作りの違いです。
例えばローリングスが出しているこちらの板グローブは手を入れるところが皮で覆われていて作りがしっかりしていて値段が約1万円と高めです。
簡易的な作りの板グローブだと値段は下がり、こちらだと約4000円です。
試合で使うグローブではないのでそこまで値段をかける必要はないと思いますが、耐久性や安全面を考えるとしっかりとした作りのものがいいでしょう。
そこでおすすめなのがこちらの板グローブです。
キャッチングマスターの板グローブです。作りはしっかりしていますが、一流メーカーではないので値段が6,480円(税込)と安めです。しっかりとした作りで価格が安めの板グローブを探している選手にはこちらがおすすめです。
板グローブを練習に取り入れてみては
この記事ではプロ野球選手も練習で取り入れている「板グローブ」について解説しました。板グローブで練習すると得られる効果や練習方法、おすすめ商品などを紹介しました。
板グローブに興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
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