「 左肩が下がってしまうんだったら、アンダーで投げてみるかと提案したんです。実は、アンダースローに転換するのはとても難しいんですけど、彼の場合これがピタリとハマったんですね。
引用:第25回 嘉手納高校 眞玉橋元博監督が語る投手育成法 第1回
サイドスローやアンダースローはオーバースローと「腰の回転」が異なります。オーバーやスリークォーターは腰が縦回転ですが、サイドやアンダーは横回転になります。
そのためオーバーだと、体重移動に入る前に後ろの肩(右投手だと右肩)を下げ、サイドやアンダーだと前の肩(右投手だと左肩)を下げることで回転がスムーズになります。
オーバーで前の肩が下がると縦回転がしづらく、バランスを崩して、コントロールが安定しづらくなるので、前の肩が下がる投手はサイドやアンダーのほうが向いています。そのため、前の肩が下がるクセのあるオーバーの投手は、サイドやアンダーへの転向が成功しやすくなります。
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