ナックルボールの原理とは?揺れて落ちる理由をわかりやすく解説

不規則な変化で揺れながら落ちるナックルボール(knuckleball)。

メジャーリーグには、かつて投球のほとんどがナックルで『フルタイムナックルボーラー』といわれ200勝した投手がいます。

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不規則に揺れながら落ちるナックルを操ることができれば、大きな武器になりますが、そもそも、なぜナックルは不規則な変化をするのでしょうか?

 

ナックルボールの原理とは?

まず、変化球が曲がるのは『マグナス効果』と『重力』が関係しています。

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投手の指から離れたボールは空気抵抗を受けますが、空気抵抗に差があると抵抗の少ないほうに流れていくのが『マグナス効果』で、ボールの縫い目に当たる空気抵抗によってボールは変化し地面に引っ張られる重力も加わり変化が大きくなります。

ナックルが不規則に揺れて落ちるのは、受ける空気抵抗が不規則なのと、回転の少ないボールは空気抵抗を受けやすいからです。

無回転といわれているナックルは、厳密には投手の指から離れてホームベースまで、数回転はします。

数回転することで、毎回縫い目の位置が変わり受ける空気抵抗が異なるので不規則な変化をし、回転が少ないボールは空気抵抗を受けやすいので、揺れるような変化をします。

そして、ボールに勢いがなくなると、重力に引っ張られてストンと落ちるのです。

まとめ

ナックルボールが不規則な変化をする理由

・受ける空気抵抗が不規則
・回転の少ないボールは空気抵抗を受けやすい

 

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